Googleが公式にコアアップデート対策を発表しました。Google Webmaster Central Blog(公式HP)の2019年8月1日付けの投稿において、コアアップデートが行われた時にウェブマスターが考えるべきことについて明言しています。

コアアップデート対策とも取れる内容です。2019年6月あるいは3月のコアアップデートの影響が大きかったから今回の発表に至ったのだと思います。これらを理解することができれば、質が高いコンテンツとは何かを判断する手がかりを得られるでしょう。英語で書かれたブログとなっています。初心者の方にもわかりやすいように日本語で解説します。

前提:順位下落が下落したページ=必ずしも悪いわけではない

これはGoogleが何度も言及しているところですね。Googleのコアアップデートで順位が上昇したサイトというのは過小評価されていたということです。それがアップデートによって適正な評価を得られたことになります。つまり、あなたのサイトが悪くて落ちたというよりも、過小評価されたサイトが正当に評価されたことで順位が変わったということです。もっとも手動ペナルティを受けていたり、Googleのガイドラインに違反していたりする場合はその限りではありません。

順位が下落したとなるとサイトについて何かしないといけないと思いがちです。私も何かしようと色々考えてしまいます。ただ、間違ったものを修正するのは好ましくありません。ある程度目星をつけて手を加えましょう。何をするべきかは次のコンテンツの質を確認する質問をチェックしてください。

あなたのコンテンツの質を確認してみよう!

ジャンル質問
1. コンテンツと質1.1 コンテンツはオリジナルの情報、レポート、研究、分析か?
1.2 コンテンツはトピックについて十分な記述があるか?
1.3 コンテンツは洞察力のある分析や興味深い情報を提供しているか?
1.4 コンテンツについて他のソースを引用している場合、独自の価値を付与しているか?
1.5 コンテンツの見出しやページタイトルはわかりやすくコンテンツの要約になっているか?
1.6 見出しやページタイトルが誇張しすぎていたり、過度に感情を揺さぶったりするものになっていないか?
1.7 あなた自身がブックマークをしたり、友人に共有したいと思えるコンテンツになっているか?
1.8 雑誌、百科事典、書籍などで参照されるようなちゃんとしたコンテンツになっているか?
2. 専門性2.1 コンテンツは信頼性が担保されたものになっているか?
2.2 トピックの情報源として信頼に値するあるいは広く認知されているという印象をあなたは受けますか?
2.3 コンテンツは、そのトピックについて熟知した専門家あるいは有志によって書かれたものですか?
2.4 そのコンテンツには明らかな事実に反する内容はありませんか?
2.5 YMYLに関する課題に対してコンテンツが信頼に値するものだと感じますか?
3. プレゼンテーション及び制作3.1 コンテンツについてスペルや文体に関する問題はありませんか?
3.2 コンテンツはよく作られていますか?あるいは時間を掛けずに作られていますか?
3.3 大量のクリエイターへの外注での制作あるいは多くのサイトで使い回されコンテンツに価値がないものですか?
3.4 コンテンツにはメインのコンテンツを妨げる過度な広告がありますか?
3.5 スマートフォンから閲覧したときでもしっかりとコンテンツを閲覧できますか?
4. 相対性4.1 コンテンツは、検索結果の他のページと比べて十分な価値を提供していますか?
4.2 コンテンツは訪問者の利益に叶うものですか?あるいは検索結果への上位表示が目的に作られたものですか?
引用元:https://webmasters.googleblog.com/

Googleが用意したこれらの質問に答えることでそのコンテンツの質を測ることができます。どのようなコンテンツが質の高いコンテンツなのかを知るのに最適です。ややわかりにくいものがありますので、次の項目で詳しく見ていきます。

重要な質問をピックアップで解説

1.4 コンテンツについて他のソースを引用している場合、独自の価値を付与しているか?

他のソースを引用すること自体に問題はありません。このページもGoogleのブログを引用あるいは翻訳しています。独自の価値はこの重要な質問の解説にあると言えます。私が独自の解釈をして初心者の方にもわかりやすいようにまとめています。

1.5 コンテンツの見出しやページタイトルはわかりやすくコンテンツの要約になっているか?

見出しやページタイトルに書かれていることから離れた内容を記述してはいけません。本文に関しては1パラグラフに書いていいことは1つのトピックのみです。初心者の頃はあまり関係ない内容あるいは述べていない内容について書いてしまいがちです。ぶれないように意識して執筆する必要があります。

1.8 雑誌、百科事典、書籍などで参照されるようなちゃんとしたコンテンツになっているか?

これは質の担保という意味でわかりやすいですね。書籍などで参考サイトとして紹介されるようなコンテンツであると自信を持って言えますか?また、病院、政府、大学などのホームページからのリンクも有効だと考えられます。

2.1 コンテンツは信頼性が担保されたものになっているか?

例えば、しっかりとしたソース、専門性の根拠、そして著者ページやサイトのアバウトページへのリンクなどによって著者やサイトについてのバックグラウンドが明記されているかどうかということです。

2.3 コンテンツは、そのトピックについて熟知した専門家あるいは有志によって書かれたものですか?

ここでポイントとなるのは必ずしも専門家である必要はなく、そのトピックについて詳しい熱心な人でも良いというわけです。ただし、これは次に解説するYMYL以外のジャンルに当てはまりそうです。

2.5 YMYLに関する課題に対してコンテンツが信頼に値するものだと感じますか?

YMYLとは、Your Money or Your Lifeのことで投資、法律、医療などお金や生活に関するジャンルのことです。これらのジャンルについては特に権威性が求められます。素人が書いても評価される可能性は低いです。

3.5 スマートフォンから閲覧したときでもしっかりとコンテンツを閲覧できますか?

いわゆるモバイルフレンドリーです。スマホユーザーに対してもわかりやすいホームページあるいはコンテンツになっている必要があります。特にグラフや画像を多用する際は一度スマホからも実際に閲覧して問題がないか確認しましょう。テーブルがずれてスマホから閲覧できなくなっているサイトをよく見ますので注意が必要です。

4.1 コンテンツは、検索結果の他のページと比べて十分な価値を提供していますか?

競合となるサイトをベンチマークしてコンテンツの比較を行いましょう。どのようなコンテンツが提供されているか、どのような視点でコンテンツが提供されているか分析してコンテンツ制作に活かしましょう。また、オリジナルの記事である必要がありリライトやコピーはNGです。

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