当記事では、オウンドメディアとは何かについて詳しく解説しています。最近オウンドメディア自体ユーザー(見込み客)を集める方法の一つとして認知され始めてきました。まず初めに「オウンドメディアとは何か」について詳しく見ていきます。その後、オウンドメディアの目的や活用方法などについて詳しく見ていきましょう。

オウンドメディアとは

オウンドメディアとは、企業やお店が保有するメディア(ホームページ)のことです。英語だとOwned Mediaでそのままの意味ですね。コーポレートサイトやサービスサイトとは異なるものです。

オウンドメディアは、収益を出すために作るというよりも長期的に見込み客を囲うためにあると考えるとわかりやすいと思います。弊社で運営しているオウンドメディアを例に詳しく見ていきましょう。

サービスサイト/コーポレートサイト例

servicesite引用元:https://all-standard.co.jp/service/

弊社の場合サービスサイト(ホームページ制作サービス)とコーポレートサイト(会社概要・採用など)が同じになっています。ここではサービスカテゴリーを例として挙げていますが、TOPページを含めてサイト全体がサービスサイト/コーポレートサイトです。

サービスサイトとコーポレートサイトを別のドメインで運用していることもあります。サービスや商品のブランドを強くしたいなら別サイトとして運営する方が良いかもしれません。オウンドメディアは、このサービスサイト/コーポレートサイトとは目的が異なるものであるはずです。

オウンドメディア例

usefulinfo引用元:https://all-standard.co.jp/useful/

こちらが弊社のいわゆるオウンドメディアです。ディレクトリの”useful”配下ではホームページ作成ガイド、ホームページ集客ガイド、SEO対策ガイドという3つの軸でオウンドメディアを展開しています。サービスサイトとオウンドメディアとの大きな違いはサービスや商品を積極的に押し出すのかそうでないかということです。

オウンドメディアではそれほどサービスや商品を紹介することはありません。それよりもユーザーにとって役に立つ情報を提供してサイト自体のファンになってもらおうというのが目的です。

企業によってはもう少し切り離して独自のサイト名を付けたり、異なるデザインの採用していたりと様々です。弊社の場合は見た目上はオウンドメディアということはわかりにくいかもしれませんが、サービスサイトにつなげるための導線としての役割を持っています。

オウンドメディアを運営するメリット

どうして多くの企業がオウンドメディアを運営するようになったのか。ここで紹介しているメリットを見ればその理由がわかると思います。もし、これらのメリットに魅力を感じるのであればオウンドメディアの立ち上げを検討しても良いでしょう。

低コストで見込み客を獲得できる

比較的予算を掛けずに見込み客を獲得できるというのが最大の魅力です。中長期的に見るとリスティング広告やFacebook広告などよりも圧倒的に低コストで見込み客を獲得することができます。

初めの内は人件費などがかさみますが長く運営を続けることで売上が上回ることになります。リスティング広告などと併用してコストを抑えることができるのも魅力的なところです。

ブランド力を高めることができる

オウンドメディアが多くの人の目に触れるようになるとブランド力が高くなってきます。オウンドメディア=サービスサイトの評価に繋がります。ユーザーが一度オウンドメディアを見るだけではサービスサイトとの繋がりを認識することはできません。

しかし、何度もオウンドメディアを閲覧すればオウンドメディア=サービスサイト/コーポレートサイトになり認知されてきます。良質なコンテンツを提供しているオウンドメディアであればそのままサービスや商品の評価も上がるでしょう。

アクセスを集めやすく顧客を育てられる

オウンドメディアはアクセスを集めやすいというメリットがあります。これはGoogleが、一般的なアフィリエイトサイトなどよりも企業が運営するオウンドメディアの方を優遇しているからです。

運営者情報もしっかりしていてドメインパワー(運用歴、被リンクなど)の強いオウンドメディアが相対的に優遇されるのは当然でしょう。そういうこともあって企業やお店が運営するオウンドメディアはアクセスを集めやすいのです。

結果的に顧客を育てるのに最適なメディアとなります。多くの人の目に触れやすくなるので当然ですね。ただし、コンテンツがイマイチな場合は上位表示が難しくなるのは言うまでもありません。

オウンドメディア運用の際の注意点

すぐに売上に直結するわけではない

オウンドメディアのメリットは非常に魅力的なものだと思います。しかし、デメリットがないわけではありません。そのデメリットの一つはオウンドメディアを立ち上げたからといってすぐに収益が上がるわけではないということです。

そのため、短期的な利益を求めがちな上層部が多い企業では稟議が通らない可能性もあります。中長期的な視点でのプロジェクト進行が必要です。メリットに焦点を当てて納得できる資料を作成してみてください。

本サイトが疎かになってはいけない

オウンドメディアを運営するにあたってそちらにばかり注力して本サイトが疎かになってしまっては本末転倒です。コーポレートサイトやサービスサイトが強固な土台を築いているからこそオウンドメディアが輝くのです。

現時点でコーポレートサイトやサービスサイトの質が良くないと思うのであればまずはその問題を解決してからオウンドメディアの立ち上げを検討しましょう。また、リソースがないという場合は外注を活用するのも一つの手です。今ならランサーズやクラウドワークスといったクラウドソーシングサービスを活用すれば最適な人材をアサインしてもらえます。

オウンドメディアの始め方

一般的なサイトを作る時とほとんど同じです。まずは、戦略と企画が重要となります。どうしてオウンドメディアを立ち上げようと思うのかそこを考えてみてください。

戦略考案

どのような目的のためにオウンドメディアの立ち上げを考えているのか社内で社員の方向性を一致させておく必要があります。中長期的に見込み客を獲得したいのか、ブランドの認知力を上げたいのかといったことを考えてみましょう。

視覚化できるKPIを策定するのも効果的です。目標がないと作業を行いにくいですし、関わる社員の査定が行いにくいからです。同時に撤退ラインを決めておくのも良いと思います。KPIを策定してKPIごとに撤退ラインを決めておくと無駄に投資してしまうリスクを軽減できます。

サイト設計・コンテンツ企画

サイト設計も重要です。漠然とコンテンツを追加していくのは得策とは言えません。コンテンツを企画するのと合わせてサイト設計を行っていきましょう。サイト設計とは、どのような階層でオウンドメディアを作るのか事前に設計することです。

カテゴリー構造はどうするのか、どのようなキーワードを狙っていくのかといったことを検討する段階です。また、どのようなコンテンツを企画するのかも考えておきます。次の過程に進んでも定期的に見直しておくと良いでしょう。いきなり完璧なものができるとは考えない方が良いですね。

コンテンツ制作

ある程度サイト設計とコンテンツ企画が決まったらコンテンツ制作を行っていきます。内製するのか、外注するのか、併用するのかを考えておきましょう。リソースの問題もあって多くの企業が外注を活用しています。インタビュー記事など時間が掛かるものについてはスケジュールをしっかり立てておきましょう。

サイトデザイン

サイトのデザインも重要です。同じドメインの下層に作成するのであればメインサイトに似合うデザインにする必要があります。別ドメインで別サイトとして立ち上げるのであればサイト名からデザインまで0から考える必要があります。戦略考案の段階からWEBデザイナーの方と一緒に進めていく方が良いでしょう。

サイト公開

サイトデザイン及びコンテンツ制作についてある程度目処が立てばサイトを公開する段階です。公開前に社内でサイトの崩れや誤字脱字がないかなどを確認しておくと良いと思います。プレオープンとして、一部の方に公開して意見を聞くのも有益です。

運用(分析・改善)

サイトを公開してすべてが終わるわけではありません。運用の段階に移ります。プロジェクトが成功するかどうかはこの運用に掛かっているといっても過言ではありません。

アクセス解析などで分析をして改善ができるところがあればどんどん改善していきましょう。新しいデザインを採用する際はA/Bテストを実施してよりよいサイトになるように行動していくことが大切です。