企画・制作段階の一番初めにWEBサイト設計の考案を行います。サイトの骨格と言える部分でユーザービリティを決める重要なことです。サイトには、大きく分けるとTOPページ、カテゴリー、下層ページの3種類があります。サイト構造の考案とは、特にカテゴリーと下層ページに焦点を当ててどのようなカテゴリーを必要とするのか、どのような下層ページを追加していくのかということを考えます。
Webサイト設計とは!?その概要と重要性
まずはWEBサイト設計とは何かを概要から学び、重要性についても理解していきましょう。
サイト設計とはサイトのコンテンツを設計する作業のこと
サイト設計とはその名のとおりサイトのコンテンツを設計する作業です。具体的に設計をして、その設計を元にWEB制作は進められています。具体的な設計と言われても何を具体化すればよいのかイメージが湧かないかもしれません。例えば以下のものを具体的にしましょう。
- サイトを作る目的
- サイトに含めるコンテンツ
- サイトに用いたいカラーや図などのデザイン
- UI/UXなどの
- サイトマップ
言われてみれば当たり前の要素のみではないでしょうか。サイト設計で決めなければならないことに特段難しいものは無いのです。ただ、事前に決めていなければサイト制作で手戻りが発生してしまう可能性がある重要な作業です。
なぜサイト設計が重要なのか
それではなぜサイト設計が重要なのでしょうか。いくつもの理由がありますが、まずは以下3つの理由を理解しておきましょう。
- 適切なペルソナにアピールするため
- ユーザビリティを高めるため
- SEO施策のため
サイト構造を事前にしっかりと確認しておくことで無駄なく効率的にサイトの運営を行うことができます。戦略の部分で行ったキーワード分析を元に、カテゴリーごとに狙うべきキーワードを設定し必要な記事を埋めていきます。ただ記事を投稿していくだけでは意味がありません。
サイト設計はSEOにも影響してきます。サイト設計の過程で正しくタグ付けすることがSEO施策に繋がる可能性もあります。クローラーのことも意識してサイト設計することが求められています。カテゴリーごとに狙うべきキーワードを定めて作業を進めていくことで難易度の高いキーワードでも成果が出やすくなります。意外とここの部分を疎かにしている方が多い印象を受けます。手間が掛かるのを避けてしまいがちですがしっかりと時間を掛けるべき項目だと私たちは考えています。
サイト設計の具体的な手法
サイト設計と言われても漠然過ぎて具体的に何をすれば良いのか分からないかもしれません。ここではスグにでも実践できるサイト設計の具体的な方法をご説明します。
サイトのコンテンツに具体性を持たせる
サイト設計ではコンテンツに具体性を持たせることが重要です。漠然としたサイトを制作するのではなく、何かに特化した専門的なサイトが理想的です。ブログ形式であれば特定のテーマに特化するべきですし、コーポレートサイトであれば会社の案内に特化するべきです。SEOも意識すると「1ページに1コンテンツ(テーマ)」が良いとされています。サイト設計でもこの原則に則るようにしましょう。
URLをわかりやすくする
見落とされていることもありますが、URLを分かりやすくすることもサイト設計の一つです。このとき意識することは一つだけでありURLを端的で分かりやすくするものです。注意してもらいたいのは、ブログなどでデフォルトのパーマリンクをそのまま利用しているケースです。例えば「p=123」などのURLをそのまま利用しているケースです。必ずしも悪いとは言い切れませんが、サイト設計の観点からすると避けておきたい事象です。
パンくずリストを用意する
具体的すぎかもしれませんが、パンくずリストを用意しておくこともサイト設計では重要です。今やWEBサイトにおいてパンくずリストは必須とも言える要素です。サイト設計においても忘れずに含めなければなりません。パンくずリストをサイト設計に取り入れることで大きく分けて2つのメリットがあります。
- UIが向上しUXが高まる可能性がある
- SEO的にも価値があるとされている
WEBサイトにパンくずリストがあるとUI面で便利だと感じることは多々あるでしょう。逆に設置されていないと移動しにくいと感じてしまうのではないでしょうか。それは皆さんだけではなくほぼ全員がそうだと考えられます。
そのためUIの観点からパンくずリストは必須であると考えられます。さらに、UI/UXが高まるだけではなくこちらもSEO的に効果があると言われています。利便性の向上と検索順位の向上の両面からパンくずリストを用意したサイト設計をしましょう。
サイト構造考案で活用するツール
参考:https://www.xmind.net/
弊社ではサイト構造を考案する上でXMindと呼ばれるソフトウェアを使用します。マインドマップを作成するフリーソフトでサイト構造の考案にも生かせます。ツールを使えば視覚的にサイト構造を作成することができます。カテゴリーを3~4つほど作成してそれぞれのカテゴリーごとに必要な記事を考えていきます。
正しいサイト設計には具体性と独自性が必要
サイト設計には具体性と独自性が必要です。漠然としたWEBサイトを作るのではなく、具体性に富んだものを制作することがWEB担当者の使命です。また、具体的な中にも独自性を持たせることも求められています。
サイト設計を進めるにあたり特段難しいことはありません。言われてみれば当たり前のことから進めるだけです。利用者がより使いやすく検索にも強いWEBサイトを作るためにもサイト設計はどんどん実践していくことが大切だと考えています。
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