Pinterest(ピンタレスト)は、今注目されているSNSサービスです。Twitter・Instagram・FacebookなどのSNSに比べるとそれほど国内での知名度が高いわけではありませんが、これらのSNSと変わらないぐらいビジネスとの相性が良いサービスだと思います。まだPinterestについて詳しく知らない方でももしこのページを読んで事業との相乗効果が見込めそうだと思ったら積極的に活用してみてくださいね。
Pinterest(ピンタレスト)とは
Pinterest(ピンタレスト)とは、画像や動画などのメディアブックマークサービスです。ユーザーは自身のボードに画像をPin(ピン)することができます。2010年に開始されたサービスです。アメリカカリフォルニア州サンフランシスコに本社を置くPinterest, Inc.によって運営されています。2019年4月にニューヨーク証券取引所に上場しました。アメリカは本当に新しいサービスがどんどん排出しますね。
当サイトではPinterestをSNSという括りで紹介していますが、厳密に言うとPinterestはSNSではありません。SNSの一般的な特徴である人との繋がりよりも自分自身の興味や関心を繋げるためのもの(MarkeZine, 2018)です。サービス名がInterest(興味のあるもの)をPin(ピン)するという造語であることからもわかります。
料理・インテリア・美容・メイク・ファッション・食べ物・飲み物・車など気になるものをどんどんPinしていくイメージです。ユーザーの方は気軽にアイデアを蓄積していくことができます。将来の行動に影響を与えることが多いです。それは過去のことに言及するFacebookやInstagram、今のことに言及するTwitterとは異なります。
Pinterest(ピンタレスト)の概要
世界中で利用者が急増中の人気サービス
Pinterest(ピンタレスト)は、世界中で利用者が急増中のサービスです。WEBサービスとアプリで提供されています。2010年のサービス開始から着実に利用者数を増やしています。毎月の月間利用者数は世界で4億人を突破(Pinterestニュース, 2020)しました。Facebookの月間アクティブユーザー数が23億人(SocialMediaToday, 2019)であることを考えるとまだまだ伸び代がありますね。国内での月間利用者数は400万人(MarkeZine, 2018)です。
対応言語数は30以上と多く世界中で利用されるサービスの証です。Pinterestは、アカウントを作成すれば簡単に始められるのも魅力です。画像のアイデアをストックしておきたいという方には最適です。例えば、WEBデザイナー・WEBマーケティング・建築家・インテリアデザイナー・スタイリストなど活用できる場は広いです。もちろんビジネスでもユーザー獲得に活かせます。
ユニクロなどの大手企業も導入している
ジャンル | 企業名 |
---|---|
料理 | 楽天レシピ |
雑貨 | 無印良品 |
ファッション | ユニクロ |
ブライダル | ゼクシィ |
旅行 | HIS Japan |
車 | Toyota USA |
有名な大手企業もPinterestを導入しています。企業を見ればどのようなジャンルと相性が良いのかを理解できると思います。大手企業がどのようにPinterestを活用しているのかを見ればあなたのビジネスにも応用がしやすくなるでしょう。Toyotaについてはアメリカ向けです。国内よりもアメリカの方がPinterestが一般的になっていることがわかります。
男性利用者も増加傾向にある
Pinterestの主な利用者は女性で60%以上が女性ユーザー(Pinterestニュース, 2020)です。画像をPinするという行動がレシピ・ファッション・メイク・髪型など女性向けの趣味との相性が良いからだと思います。私の周りを見ても女性の方が利用していますね。それでも公式サイトの発表(Pinterestニュース, 2020)によると、男性ユーザーも前年比で48%も伸びているということです。カテゴリーを見ると車・メンズファッション・腕時計・ビジネスなど男性でも興味を持つコンテツが増えていますね。男性ユーザーが増えてくればより認知度が高くなりますね。
Pinterest(ピンタレスト)の主な機能一覧
フォロー
気になるアカウントがあればフォローすることができます。フォローするとあなたのホームフィードに表示されます。興味のある分野のアカウントをフォローればPinterestがもっとあなた好みの場所になるでしょう。アカウントの作成時に興味のあるジャンルを選ぶとそのジャンルに属する代表的なアカウントを自動的にフォローされます。
Board(ボード)
Boardは、Pinを整理して保存できる場所のことです。Pinがたくさん入った箱をイメージしてください。Boardをカテゴリーごとに分類することができます。うまく整理されていれば他のユーザーにとっても利便性が高く閲覧してもらえる可能性が高くなります。非公開のボードを作成することもできます。
Pin(ピン)
Pinterestのメインの機能の一つです。Pinterestの利用者は、Web上にある画像や動画をPinすることができます。無数にあるアイデアを保存して整理するという使い方が一般的です。他のユーザーに興味をもってもらいやすいアイデアをたくさんPinしておけばあなたのアカウントをフォローしてくれるかもしれません。ビジネスの運営者であればサイトへのアクセスアップに繋がるでしょう。
保存
他のユーザーがPinした画像や動画を保存することができます。写真の右上に表示される”保存”ボタンをクリックするだけで完了です。保存をクリックしたら保存先となるボードを選択します。ボタンひとつで気になる画像を収集することができます。
メッセージ
多くのSNSサービスと同じようにメッセージのやり取りを行うことができます。見込み客の方とコミュニケーションを取ることができますが、他の機能に比べるとそれほど使うことはないと思います。メインのメニューではなくサブメニューと考えて良いでしょう。
Pinterest(ピンタレスト)活用のメリット
ブランド認知度を高められる
Pinterestはブランドの認知度アップに効果的です。もちろん有名企業だけではなく街の小さなお店や企業でも同様です。今国内でも月間アクティブユーザー数が伸びてきているサービスです。中長期的な視点で運用をしておくと積極的に行動することでブランド認知に繋げることができます。
PinterestでPinをしたり、Boardを作ったりすれば多くのユーザーの目に留まるということです。TwitterやFacebookなどのSNSに比べるとユーザー数が多いわけではないので差別化にも最適ですね。外部のサイトからあなたのビジネスに関係する画像・動画をPinして整理してあげると多くのユーザーに興味を持ってもらえる可能性が高まります。
新しいユーザー獲得に繋げられる
Pinterestを活用すればこれまで訴求ができなかった新しい層の開拓が可能となります。Pinterestは様々な人が新しいアイデアを探している場所です。例えば、日頃から世界遺産などきれいな場所の写真をピンしている旅行会社なら、次の旅行先を考えている方にその存在を知ってもらえる可能性が高いです。利用者の方の未来を考えたピン・ボードの作成を意識してみてください。
WEBサイトへのアクセスに繋げられる
Pinterestでは自社のホームページ上にある画像や動画をPinすることができます。その場合ホームページのURLを入力して該当の画像をクリックするだけです。当然そのピンから自社のホームページに遷移してくれるユーザーもいますので、WEB集客にも一定の効果を見込めます。
Pinterestのビジネスアカウントであればクリック数の多いボードやピンを分析することができます。どのようなコンテンツが興味を持たれているのかが把握できれば効果の高い運用ができると思います。同様にホームページ側でのアクセス解析を見ればPinterestからの流入を細かく分析することが可能です。ホームページ上でのユーザーの行動についても把握できますので、ホームページ運用との相乗効果が期待できますね。
広告活用で効果的にコンバージョンを獲得できる
Pinterestでは広告運用を行うこともできます。広告を出稿するとユーザーのホームフィードや関連性の高い検索結果に表示されることになります。広告のターゲット層を具体的に設定することができますので、高い効果を見込むことができます。広告運用は即効性がありますので、ブランド認知度やお問い合わせ数を増やしたいと考えている企業担当者の方は必見です。
他のSNSと連携することができる
InstagramアカウントやYoutuberアカウントと連携することができます。これらのSNSの投稿をピンすると、プロフィールがピンに表示される形になります。より効率的にビジネスを行うことができます。連携後も積極的にピンをしていけば認知度が高まることは間違いありません。
Pinterest(ピンタレスト)運用の注意点
ビジネスごとの相性がはっきりと出てしまう
Pinterestを活用する際にはあなたの行っているビジネスとの相性を考える方が良いでしょう。ビジネスによってはそれほど効果を見込めない可能性があるからです。男性ユーザー数が増えてきている(Pinterestニュース, 2020)とは言っても、まだまだメインの利用者は女性です。男性向けのビジネスを行っている場合は様子を見ながら行うと良いですね。
成果が出るまで時間が掛かることを理解しておこう
Pinterestだけに限ったことではありませんが、成果が出るまでに一定の時間が掛かることは理解しておきましょう。定期的にピンをしたり、ボードを作成したりすることでファンを増やしていくことが大切です。どうしても短期的に目の見える効果を求めるのであれば広告出稿を検討してみましょう。コストが掛かるものの短期的に結果を出しやすいです。
他のSNSの代替になるわけではない
Pinterestは、SNSではなくメディアのブックマークサービスです。つまりユーザーとの関わりがメインのSNSとは根本的に異なるサービスです。機能的にもやや一方的になりがちです。PinterestはこういったSNSの代わりに使うというよりは並行して利用するのが最適です。ユーザーに興味を持ってもらえたら他のSNSや自社ホームページも見てもらえるようにしましょう。
日本語での解説サイトがそれほど多いわけではない
Pinterestについて運用していきたいと思ってもそれほど情報が多いわけではありません。特に日本語での解説サイトはほとんどありません。TwitterやFacebookであれば書籍も多く効率的に運用を行いやすい環境となっています。Pinterestの場合は、自身で試行錯誤しながら運用していく必要があります。
Pinterest(ピンタレスト)の始め方・登録方法
Pinterestでは個人アカウントとビジネスアカウントを作成することができます。ここではビジネスアカウントの始め方を解説しています。
- Pinterest Business(公式)にアクセスをして”登録する”をクリックする
- メールアドレス・パスワード・年齢を入力して”アカウントを作成”をクリックする
- ビジネス/サービス名などのプロフィールを入力して”次へ”をクリックする
- ビジネスで取り扱っているもの選択肢の中から一つ選択する
- どのような商品あるいはサービスを選択しているのかを選択して”次へ”をクリックする
- 広告の掲載を検討しているのかどうかを選択して”次へ”をクリックする
- 登録が完了したら”OK”をクリックする
ここでプロフィールの画像を設定することもできます。Pinterestを運用していく上で画像はとても重要です。ユーザーの方があなたのプロフィールを見た時の印象を決めるからです。この段階で設定をしなかったとしても後から必ず登録しておきましょう。
広告を始める場合は下記の中から選択して進めていきます。基本的には”ブランドを紹介する”でプロフィールを作成するのが良いでしょう。
Pinterest(ピンタレスト)の活用の流れ
- プロフィールのトップで”カバー画像を追加する”をクリックして画像を追加する
- 画面右上の”設定”をクリックする
- ”プロフィールを編集”をクリックして、ビジネス名・ユーザー名などを入力する
- ホームページをリンクさせたい場合はサイトドメイン所有権を認証する
- 左上のメニューから”ピンを作成する”をクリックする
- 画像を追加してタイトル・説明文・移動先リンクを追加する
- 新規ボードの作成を行いピンを公開する
Pinterest(ピンタレスト)のサービスまとめ
サービス名 | Pinterest(ピンタレスト) |
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運営企業 | Pinterest, Inc. |
サービス開始年 | 2010年 |
月間利用者数 | 4億人(2020年) |
備考 | 画像・動画のブックマークサービス |
当ページの出典一覧
- 月間アクティブユーザー2.5億人突破のPinterest マーケティングで活用する方法は?(MarkeZine, 2018)
- Pinterest(ピンタレスト)とは?インスタグラムとの違いや基本的な使い方を知ろう(Social Media Lab, 2018)
- Pinterest の月間アクティブユーザー数が 4 億人を突破 :Z 世代、男性、ミレニアル世代が成長を牽引(Pinterestニュース, 2020)
- Facebook Reaches 2.38 Billion Users, Beats Revenue Estimates in Latest Update(SocialMediaToday, 2019)