サイトドメインは意味のある文字列＆英語ドメインで取得しよう！

当記事では、サイトドメインの基本について解説しています。どのようなドメインを取得すれば良いのか悩んでいる方やドメインの考え方などについて紹介。基本的にドメインは一度取得してサイトを作ると、その後変更することができないので慎重に考える必要があります。

ドメイン取得時に考えるべきこと

ドメインを取得する上で押さえるポイントは下記の3つです。一度決めたら基本的に変更することができません。厳密に言うと変更することもできますが、リスクもあるのでここでは詳しくは解説しません。変更できないものとして一つずつ理解してドメインを選択してくださいね。

トップレベルドメインは主要なものを選択する

トップレベルドメインは、「.com」、「.net」、「.jp」、「.co.jp」など主要なものを選択しましょう。「.co.jp」は登記をしている法人しか所有することができません。トップレベルドメインとは、「.」以下に続く文字列のことです。

基本的にトップレベルドメインがSEO順位に影響を与えることはないと言われています。しかしながら、新しいトップレベルドメインだとユーザーによっては違和感を感じることもありますので、昔から使われている一般的なトップレベルドメインを選択することを推奨します。

意味のある文字列で取得する

ドメインは意味のある文字列にしましょう。例えば、植木屋さんなら「uekiya-yokohama.○○○」などドメインを見ればそのサイトの中身がどのようなものかイメージできるのが良いですね。一度訪れたユーザーが思い出しやすいドメインであるというのは強みです。価格.comのドメインは「http://kakaku.com/」と非常にわかりやすいですね。

英語ドメインで取得する

ドメインは英語で取得することを推奨します。実はドメインは日本語で取得することができます。例えば、「日本語ドメインテスト.com」といったドメインを取得できます。一時、日本語ドメインがSEOに強く完全一致のドメインを取得すれば非常に上がりやすいことがありました。しかし、今はそのような優遇措置は取り除かれていますし、いくつかのデメリットがあります。

例えば、リンクを貼る時に「http://xn--eckzbwbjb8l5e3728bdocu19k.com/（日本語ドメインテスト.com）」と表記されます。これは英語以外のドメインでも正しくサイト運営をするためにPunycode変換がされているためです。このデメリットとしてはリンクをもらいにくくなってしまうということが挙げられます。URLが長くなってしまうので、良いサイトとして紹介したくても紹介しにくくなります。

また、将来サイトを販売する時に足かせとなってしまうこともあります。日本語ドメインを嫌う方も多く英語ドメインに比べて価値が下がってしまうことも考えられます。日本語ドメインは見た目的にも違和感がありますね。

その他ドメインに関して知っておきたいこと

ドメインは資産になる

独自ドメインは資産になります。サイトを運営してアクセスが来て、収益化ができているのであれば資産として価値があります。場合によってはサイトの売却を行うことも可能です。ドメイン自体は1,000円程度で購入できますが、将来的には何十倍にもなる可能性を秘めています。そのため、サイト運営をする際には必ず独自ドメインを使用しましょう。

サイトの運営だけであれば無料ブログ（はてなブログ、livedoorブログ）やサーバー会社のサブドメインでも可能です。しかし、それらのドメインはサービスに付随しているドメインのため売買することはできませんし、サービスがなくなるとドメイン自体も消滅してしまうことになります。確かに無料ブログははてなブログというブランドが強いためSEO的に有利になることは否定できません。しかし、長期的に見ると独自ドメインの方がメリットが大きくなります。

サブドメインとサブディレクトリ

サブドメイン及びサブディレクトリといった概念についても簡単に解説します。サブドメインとは、「○○○.com」というドメインの前部分に付く「×××.○○○.com」の×××のことです。無料ブログやサーバー会社が提供するサービスもサブドメインとなります。例えば、はてなブログなら「×××.hatenablog.com」のxxx部分です。なお、独自ドメインを取得してもサブドメインを設定することは可能です。

サブディレクトリとは、「○○○.com/△△△」の△△△の部分のことです。ホームページ運営時にカテゴリーなどでフォルダを作成すると有効になります。サービスによってはユーザーにサブディレクトリを割り振ることもあります。なお、独自ドメインを取得してもサブディレクトリを利用することは可能です。

ドメインの取得方法

ドメインの取得はドメイン販売会社を通して行うことになります。有名な会社には、ムームードメイン（GMOペパボ）・スタードメイン（ネットオウル株式会社）などが挙げられます。ドメインを購入する際には希望のドメインが取得できるかどうかを確認しましょう。誰かが所有している場合は取得することができません。