当ページでは、評判の「Strikingly(ストライキングリー)」の使い方や料金プランを初心者の方にもわかりやすく解説しています。Strikinglyは、ホームページ制作プラットフォームの中でも後発のサービスとなっています。後発ながら世界中で人気を得ているその秘密を探っていきます。
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コーポレート
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採用ページ
★★★★☆ -
クリニック
★★★★☆ -
歯医者
★★★☆☆ -
法律事務所
★★★★☆ -
税理士事務所
★★★★☆ -
ネイルサロン
★★★☆☆ -
エステ
★★★★☆ -
接骨院
★★★☆☆ -
居酒屋
★★☆☆☆ -
美容院
★★★★☆ -
ペットショップ
★★★★☆ -
ECサイト
★★★☆☆ -
趣味
★★☆☆☆ -
ブログ
★☆☆☆☆
Strikinglyの概要
画像引用元:https://www.strikingly.com/
Strikinglyとは
Strikingly(ストライキングリー)は、アメリカデラウェア州のStrikingly, Inc.によって運営されています。多くの競合よりも数年遅れて2012年にサービス開始となったホームページ制作プラットフォームです。最大の特徴は1ページのランディングページを作ることができるという点にあります。そこから簡単にブログ機能やECサイトなどの機能を追加できるという点に競合優位性があります。
2017年に600万ドルの資金調達を行いました。同時にモバイルアプリのリリースも行いスマホからでもホームページの制作が行えるようになっています。現在東南アジア、ラテンアメリカ、アフリカなどの新興国での成長機会を得ています。
モバイルアプリのリリースは東南アジアのようなスマートフォンの普及が著しい市場を見据えたものです。社員数は150人を超え製品の開発チームに力を入れています。実は2012年当時からレスポンシブデザインを採用していてアーリーアダプターでした。今はスマホも普及して各社からレスポンシブデザイン対応サービスがリリースされています。
Strikinglyの料金プラン
プラン | 無料 | LIMITED | PRO | VIP |
---|---|---|---|---|
月額費用/年額プラン | 0円 | $8 | $16 | $49 |
おすすめ度 | △ | △ | ☆ | ◎ |
独自ドメイン | × | ◯ | ◯ | ◯ |
無料ドメイン | × | 年額のみ | 年額のみ | 年額のみ |
帯域幅 | 5GB | 50GB | 無制限 | 無制限 |
サイト数 | 1 | 2 Limited | 3 | 5 |
マルチページ | × | × | ◯ | ◯ |
Strikinglyアプリストア | × | × | ◯ | ◯ |
モバイルアクションボタン | × | × | ◯ | ◯ |
HTML/CSS/JavaScript埋め込み | × | × | ◯ | ◯ |
広告の非表示 | × | × | ◯ | ◯ |
サイト検索 | × | × | ◯ | ◯ |
サイトのパスワード保護 | × | × | ◯ | ◯ |
シンプルストア | 1点 | 5点 | 300点 | 500点 |
Send Newsletters | × | × | × | ◯ |
24時間サポート | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
優先サポート | × | × | × | ◯ |
英語電話サポート | × | × | × | ◯ |
おすすめはPROプラン以上です。マルチページ対応、アプリストア対応、HTML/CSS/JavaScript埋め込みなどできることが一気に多くなります。また、ECサイトの運営を考えている方も300点の商品を取り扱えれば十分でしょう。VIPプランは完全にECサイト向けです。Eメールアドレスを取得してメールで宣伝を行えるようになります。英語に堪能な方であれば電話サポートを受けられるという特典が付きます。
Strikinglyはこんな方におすすめ!
- 1ページ完結のホームページを作りたいと考えている方
- スタートアップ企業の経営者の方(Strinkinglyのターゲット層)
- 海外のサービスの利用に抵抗のない方
Strikinglyの特徴&選ぶ理由
作成ガイドがわかりやすく初心者でも安心
作成ガイドが秀逸です。他のサービスと一線を画していると言えます。ガイドに沿ってホームページを作ればOKです。初めてStrikinglyを使用する方でも簡単にホームページを作ることができると思います。
基本的には1ページ完結のホームページを作ることを目的としていますので、ホームページ作成に慣れていない方にとって負担も軽いです。慣れてくれば有料プランに変更してページ数を増やすことも可能です。
オシャレなテンプレートを元にホームページを作成できる
Strikinglyでは、オシャレなテンプレートが用意されていてそれを活用するだけで誰でも簡単にホームページを作成できます。全てレスポンシブデザインを採用していますので、スマホユーザーの方にも優しいですね。ややビジネス向けのテンプレートが多い印象を受けました。これから事業を始める方におすすめです。
機能が充実している
サイト自体は1ページのシンプルなものになりますが、機能は充実していると言えます。お問い合わせフォームの設置、訪問者解析、ブログなどの基本的なものが用意されています。また、有料プランならパスワードでサイトを保護することができます。例えば、会員の方だけ見ることができるという仕組みも簡単に構築することが可能です。
最近はホームページ制作プラットフォームの利便性が大きく向上していますね。競合が増えてきたことで差別化に力を入れてないと生き残れないのだと思います。利用するユーザーからするとメリットしかありません。
ECサイトの作成にも対応している
ECサイトを作成することも可能です。ただし、無料プランだと取り扱いできる商品数が1点のみとなりますので現実問題として難しいです。LIMITEDプランで5点、PROプランで300点、VIPプランで500点と増やすことができます。また、VIPプランならメールアドレスの取得→販売促進メールの送付(Newsletter tool)までをおこなうことができます。
スマホアプリからホームページの編集を行える
Android及びApple向けのアプリが用意されています。スマートフォンからでも簡単にホームページを作ることができます。Strikinglyが東南アジアなどの地域でのシェア拡大のために力を入れている分野です。
普段あまりパソコンを触らないという方はStrikinglyがおすすめです。使い勝手も良くアプリの評判も上々です。さすがコストを掛けているだけのことはありますね。
モバイルアクションボタンの設置に対応している
PRO版以上であればモバイルアクションボタンを設置することができます。スマートフォンでお店のホームページなどを閲覧した時に表示される画面下のメニューのことです。ホームボタン、電話を掛けるボタン、アクセスボタンなどを設置することが可能です。スマホユーザーのユーザビリティが大きく向上します。
Strikinglyのデメリット
特性上検索結果の上位表示を目指すのが難しい
Strikinglyのホームページの特性上検索結果の上位表示をしにくいというデメリットがあります。具体的にはSEO対策を行いにくいということです。まず、1ページ完結のサイトということで内部リンク対策が行なえません。内部リンクとは、ページとページをリンクすることでユーザーが必要な情報を簡単に見つけられるようになります。結果的に評価を高めることができるというわけです。外部リンクと合わせて内部リンクも重要です。
また、複数キーワードを狙うことも難しいです。通常ホームページを作成する上でキーワードごとにページを作成します。Strikinglyでは1ページのランディングページが基本となりますのでそれすらも行えません。オウンドメディアを作成するのには向いていないです。
会社の概要を紹介するコーポレートサイトやそれほどページが必要ではない商品やサービスの紹介ページを作る方向けですね。
コンタクトフォームのカスタマイズができない
コンタクトフォーム自体は用意されていますが、細かいカスタマイズを行うことはできません。名前、メールアドレス、メッセージのみで追加も削除もできなくなっています。意外と重宝する問い合わせ内容のプルダウンなどを追加できません。有料プランでもカスタマイズは不可です。
日本語でのサポートはない
日本語でサポートを受けられないのは痛いですね。フォーラムもお問い合わせも英語のみ対応となっています。もし、問い合わせ方法がわからなければお気軽にご相談ください。弊社で対応させていただきます。なお、このサポートは海外で高い評価を得ています。電話サポートも丁寧で最も優れたサポートと言われてます。それだけに日本語に対応していないのは悲しいです。
テンプレートがビジネス向けのものが多い
テンプレートについてはビジネス向けのものが多くなっています。エステサロンやフィットネスなど女性をターゲットにしたテンプレートは少ないです。ただ、どのジャンルにしても1つもないということはないと思いますので、一度登録して作成してみることを推奨します。思ったようなサイトができないなと感じたら他のサービスを検討しましょう。
バックアップ&復元機能がない
致命的なデメリットなのが、バックアップ及び復元機能がないということです。つまり、時間を掛けてホームページを作ったとしてもサービスが終了してしまったり、障害などでデータが消えてしまう可能性があるということです。
ご自身で各ブロックごとにコピーしてメモ帳に取っておくということはできますが、画像や細かい構成などを全てコピーするのは難しいと思います。念の為コピーと合わせてサイトのスクリーンショットを撮っておくと良いかもしれません。
広告を非表示にするには$16の有料プランが必要
広告を完全になくすにはPROプラン以上に加入する必要があります。年額プランなら月換算$16(およそ1,760円)となります。他社の動向を見るとおおよそ倍額です。長期的に運用するとなるとデメリットだと言えます。
その一つ下のLIMITEDなら$8ですが、広告非表示にもできませんしマルチページ・アプリストアに対応していないなど制限が多すぎる印象です。コーポレートサイトの作成を考えるならやはりPRO版以上を選択したいところです。
Strikinglyの使い方
会員登録を行う
まずは会員登録を行うところから始まります。名前、メールアドレス、パスワードの入力で登録することができます。また、Facebookアカウントでログインすることも可能です。
テンプレートを選択する
あなたのビジネスに合うテンプレートを選びましょう。ECサイト向け、ビジネス向け、ブログ向けなど様々なものが用意されています。
ガイドを一通り読んで見る
会員登録を行うとガイドが表示されます。操作説明を見ることができますので、初めての方は参考にしてみると良いと思います。画像付きなのでわかりやすいです。
セクションの編集や追加を行う
サイトのセクションの編集を行ったり、追加/削除を行ったりしてサイトを整理しましょう。基本的には1ページでセクションは段落と考えるとわかりやすいと思います。1ページの中にいくつかの段落を作るイメージです。
設定を変更する
設定の変更を行います。次のページで詳しく解説しています。スタイルではテンプレートの変更などを行うことができます。
サイトの基本情報を設定する
ページタイトル、カテゴリー、サイト詳細を入力します。特にページタイトルとサイト詳細(meta description)はSEO的にも重要なので、必ず埋めておきましょう。
サブドメインを設定する
ホームページのサブドメイン(URL)を設定しましょう。無料プランの場合はサブドメインのみで「http://◯◯◯.mystrikingly.com/」の「◯◯◯」の部分のみを設定できます。独自ドメインを取得すると「http://◯◯◯.com」という形になります。
SEOのチェックリストを確認する
サイトの公開前にSEOのチェックリストを確認しておきましょう。最低でもサイトのタイトルを設定、URL、サイト詳細がチェックに入っていることを推奨します。
サイトを公開する
準備ができたらサイトを公開しましょう。いつでも編集できますので、適宜確認してよりよいサイトになるように試行錯誤していくことが重要です。解析データを見ながら修正していくと良いですね。
サポートを受ける
もしわからないことがあればサポートを受けることができます。英語が基本なのでそこが難点です。
>>>>>続き”実際にStrikinglyでホームページを作ってみた-ホームページ制作実例”
Strikinglyのサービスまとめ
サービス名 | Strikingly(ストライキングリー) |
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運営企業 | Strikingly, Inc. |
サービス開始年 | 2012年 |
料金プラン |
・1ヶ月プランの月額料金 無料 0円 LIMITED $12 PRO $20 ・年額プランの月額料金 |
独自ドメイン対応 | ◯ |
備考 | ECサイトにも対応しています。 |
支払い方法 |
クレジットカード PayPal |
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