当ページでは、内部リンクの概念と具体的な内容についてまとめています。「SEO対策」全体として見るとやや応用的な側面がありますが、必ず考えておきたい施策だと言えます。仕組みさえ理解すれば初心者の方でもすぐに実施可能です。

内部リンクとは、サイト内を回遊させるためのリンクのことです。上記の「SEO対策」というキーワードは文字が青色になっていると思います。これが内部リンクと呼ばれるものです。関連する記事にリンクを張ったり、ユーザーが必要とする記事にリンクを張ったりしてユーザビリティを高めることが目的です。サイトの直帰率が下がったり、滞在率が上がったりとメリットがあります。

内部リンクと外部リンクの違い

内部リンクと合わせて覚えておいてほしいのが”外部リンク”です。言葉どおり外部へのリンクのことを表しています。内部リンクはサイト内で張り巡らすものですが、外部リンクは外部サイトに遷移するためのリンクということになります。例えば、国や市町村などのサイトから引用をしたら引用元として発リンク(外部リンク)することになります。

内部リンクの種類

関連記事

一番一般的な内部リンクだと言えます。当ページの初めに紹介した「SEO対策」のリンクも関連記事ということになります。記事を読んでいるユーザーが興味を持つ可能性の高い他の記事を紹介するというものです。関連する記事を紹介すればクリックしてサイトを周回してくれる可能性が高くなり、SEO的にも好ましい状況となります。

記事内リンク

記事内リンクとは、同じ記事内の他の見出しにリンクを貼ることです。ページ内ジャンプと呼ばれることもあります。例えば、「SEOに関する相談をしたい」をクリックすると当ページの最下部に遷移することができます。使い方として、前提条件などの特定の情報についてユーザーによっては必要とない情報を飛ばして重要な項目に遷移させるのに便利です。

パンくずリスト

pankuzu

パンくずリストとは、今いるページがサイト全体で見てどこなのかを把握するのに用いられます。また、TOPページから階層ごとにリンクを送ることができるため内部SEO対策において重要な役割があります。Wordpressのテンプレートによっては勝手に付いています。例えば、当ページの階層は上記のようになっています。TOPページが最上位にあって→初めてのSEO対策ガイドカテゴリー→内部SEOカテゴリー→当ページという階層です。もともと

パンくずリストの語源

童話のヘンゼルとグレーテルで主人公が森で迷わないように通った道にパンくずを置いて目印にしたことが起源です。命名した人のセンスに驚きです。

ページネーション

ページネーションとは、記事を分割した場合やカテゴリー一覧ページなどでページ数を表すリンクのことです。記事を分割した場合関連している記事同士であることを表します。ユーザーにとっても読み進め方がわかりやすくユーザービリティが高くなると言えます。ただし、基本的には記事を分割するよりも別記事として作成する方が良いことが多いです。理由としては、文章が長く離脱の原因となることと記事ごとにキーワードを狙えるためです。

内部リンク施策を行う上で押さえるべきポイント

リンク切れは厳禁

リンク切れはNGです。内部リンクを辿ったものの404エラーなどでページが正常に表示されないとユーザーの離脱原因となります。内部リンクはユーザービリティを上げるための施策ですが、リンク切れでユーザービリティが下がってしまうと本末転倒です。リンク切れがないか定期的にチェックすることを推奨します。

クリックされる内部リンクに価値がある

闇雲に内部リンクを設置すれば良いというわけではありません。クリックされるリンクにこそ価値があります。つまり、ユーザーが知りたいと思う情報が他にもあるのであれば合わせて紹介すると良いですね。記事の途中で内部リンクを設置すると文章を読んでもらえなくなるので慎重に行いましょう。ページの最下部に関連記事を設定するのがおすすめです。

当記事のまとめ

当記事では、内部リンクの概念及び活用方法について紹介しました。内部リンクを制するものはサイトを制すると言えるほど重要なことです。自分でコントロールができるところなのでサイト設計の段階から内部リンクも意識してみると良いですね。内部リンクの重要なことは、クリックされる内部リンクに価値があるということです。適当にリンクを設置するのではなく、ユーザーの立場に立って他にどのような記事を読みたいのかどうかを考えてみましょう。

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