当記事では、ペナルティを受ける可能性のあるSEO施策をまとめています。WEB担当者の方が基本知識として知っておくべき内容です。行うべきことだけではなく、行ってはいけないことも押さえておけばよりよいサイト運営が行えるでしょう。

SEO対策の目的は、貴サイトがGoogleによって正当に評価されるようにチューニングを行いコンバージョン(売上)を獲得することです。評価を上げること自体が目的になってしまうのは本末転倒です。これを踏まえた上でぜひ読み進めていただければと思います。

Googleを欺くSEO施策はペナルティの対象になる

Googleに不当に評価されてしまうような施策を行うことはWEB担当者として避けなければいけません。上層部の方から順位を上げてくれ!と指示されたとしても絶対に行ってはいけません。もし、現時点でこのような施策をされているのであれば即刻やめるべきです。極端なSEO施策を行うとGoogleからペナルティを受けてしまう可能性があるからです。

数年前のSEOに関する書籍などを読むとここで紹介しているような施策を推奨していることがあります。かつてはSEO対策として有効と考えられていましたが、今はGoogleの精度も上がり検索結果から弾かれてしまうことになります。2019年時点では実施したからといってすぐに結果が現れるものはありません。中長期的に腰を据えてサイト運営を行う必要があります。

ペナルティって何のこと!?

ペナルティとは、サイトの評価が著しく低下してしまい検索結果に現れなくなったり、順位が大幅に下落してしまったりすることです。売上に甚大な影響を与えるため多くのWEB担当者が恐れていることです。しかし、Googleが理想とするWEBサイトを構築すればある程度は避けることが可能ですので、過度に心配する必要はありません。

ペナルティを受ける可能性のあるSEO施策一覧

ここでは危険性の高いSEO施策について解説しています。ここでまとめているのものについては絶対に避けるべきです。

キーワードの詰め込め

サイトのタイトル、記事のタイトル、あるいは本文内において極端にキーワードを詰め込むのは好ましくありません。かつてはこれだけで検索結果の上位に来て荒稼ぎできたことがあります。しかし、今はそれは通用しません。むしろ、検索順位が下がったり、最悪の場合ペナルティを受けることになります。ユーザーに対して不自然な日本語にならないようにしましょう。また、共起語をむやみに詰め込むのも好ましくありません。

*共起語とは、あるキーワードに対して合わせて想起されるキーワード群のことです。

コピーコンテンツ

コピーコンテンツとは、他のサイトあるいはWEB上にあるコンテンツをコピーして自社のコンテンツとすることです。要は盗作です。Googleにコピーコンテンツだと認められると検索結果に出てこなくなる可能性が高いです。今はコピーチェックツールも色々とありますので、すぐにバレてしまいます。オンライン上にある文章だけではなく、書籍も同様です。

場合によっては著作権者から訴えられてしまうこともあります。文章を書く際は必ずオリジナルの文章になるようにしましょう。注意しなければいけないのはコンテンツの制作を第三者に委託している場合です。納品物についてコピーされていないかどうかを確認するのは貴社の責任となります。必ずチェックをしてからコンテンツをアップロードしましょう。

隠しテキスト

隠しテキストとは、サイトの背景と同じ色のテキストを記事内に入れてキーワードをGoogleに不正にアピールする方法です。キーワードの詰め込みを偽装する方法と考えてください。その他にも文字を小さくしてヒトの目には見えにくくしてキーワードを入れることもあります。当然今はGoogleによってすぐに見破られてしまいますので効果はないです。

過度な被リンク獲得

過度な被リンク施策も好ましくありません。いわゆるブラックハットと言われる自作自演のリンク施策です。例えば、ブログを自社で作ってリンクを送るという方法です。Googleのアルゴリズム的には、被リンクを獲得するとサイトの評価が高まります。

Googleの意図するものは良いWEBサイトとは、第三者によって言及されたり口コミが集まったりで多くのリンクを獲得できるということです。論文と似ている部分があります。様々な論文から引用される論文は評価が高くなります。WEBサイトの場合自作自演であっても被リンク獲得によって順位が上がる可能性があります。しかし、過度な被リンク施策はペナルティの対象です。

その他SEO的に好ましくないことまとめ

その他にもペナルティの対象とまでは言わないまでもSEO的に好ましくない施策あるいはものがあります。時間があれば合わせて参考にしていただければと思います。

リンク切れ

外部リンクあるいは内部リンクについて、リンク先にちゃんと遷移するかどうか確認しておきましょう。リンク切れがあるとサイトを訪問したユーザーの利便性が劣ってしまいます。見たいページを見れないということでストレスが溜まり離脱してしまうかもしれません。特に外部のリンクについてはコントロールしにくい部分のため日々記事のチェックをしておきましょう。

重複コンテンツ

重複コンテンツもWEB担当者が注意すべき点です。コンテンツ量が増えて来るとサイト内に似たようなコンテンツが出てきてしまうことがあります。そのような場合、Googleから正当な評価が行われなくなってしまいます。統一したり、削除したりして対応すると良いでしょう。

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