当ページでは、ポータルサイトとは何かについてわかりやすくまとめています。WEB業界に長くいる方でもポータルサイトについて尋ねられて完璧に答えることは難しいのではないでしょうか。ぜひこれを機会に知識を身に付けてくださいね。社内でも共有していただけると嬉しいです。

ポータルサイトとは!?

ポータルサイトとは、様々なコンテンツへの入り口となるサイトのことです。これはポータル(portal)という英語の意味を紐解けばすんなりと理解できると思います。Portal=門、扉という意味です。つまり、ポータルサイトとは多くの情報への「入り口」となるサイトのことを指しています。そして道中には道標となる看板(カテゴリー)が立てられています。

サイトの入り口に入ると色々な道がありあなたの意志で必要とする情報を探し出すことができます。ポータルサイトでは多くのコンテンツあるいはWebページ(ドメイン外)へのリンクが掲載されているのが一般的です。そのリンクを辿れば様々なコンテンツあるいは外部サイトに行き着くことになります。

ポータルサイトの種類

ポータルサイトにも種類があり用途によって種類分けされているとも言えるでしょう。ここでは主要となる4種類をご紹介します。

大型ポータルサイト(Yahoo!JAPANなど)

yahoo
ポータルサイトで有名なものは主にインターネットプロバイダが提供する大型ポータルサイトです。Yahoo!JAPANや@niftyが有名です。これらのポータルサイトは様々な情報への入り口となります。

ポータルサイト内にはニュース・天気予報・占い・メール・ファイナンスなど非常に多くのコンテンツが用意されています。大型ポータルサイトをブックマークしておけばいつでも必要な情報にアクセスすることができます。ニュースなど一部のコンテンツに関しては外部サイトへの綱渡し的な存在でもあります。

このような大型ポータルサイトは成功すれば収益化を行いやすく利益も大きくなります。しかしながら、個人でこのような大型ポータルサイトに参入することは資金的にもリソース的にも現実的ではありません。

地域特化ポータルサイト

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特定の地域に特化した種類のポータルサイトもあります。分かりやすいものでは「藤沢市観光公式ホームページ」が挙げられます。その地域での観光を計画している方にとって魅力的なコンテンツになります。この他にも有名な観光地であれば観光協会などがポータルサイトを提供していることもあります。

観光についてのポータルサイトでは公園・社寺・体験スポット・観光スポット・ショッピング・食事などカテゴリーごとに分類されていることが一般的です。カテゴリーが分けられているとユーザーが必要とする情報を探しやすくなりますね。

特定の地域に特化したものは、公式に提供されているものもあれば有志が非公式に提供しているものもあります。Yahoo!JAPANなどの大型ポータルサイトに比べて範囲が限定されるため作りやすいためです。これらのホームページを利用する際には、情報源の正しさには念の為に注意しておくことが大切です。

テーマ特化ポータルサイト

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最近特に種類が増えているのが特定のテーマに特化したポータルサイトです。人気のあるテーマに沿ったポータルサイトは多数存在しています。不動産特化ポータルの「suumo」や転職特化ポータルの「リクナビネクスト」などが有名ですね。

これらのテーマで提供されているポータルサイトを利用したことのある人も多いはずです。地域特化ポータルサイトよりも収益が行いやすいため多くの参入者がいるからです。ジャンルに特化していると広告効果も大きく広告予算が集まりやすい傾向にあります。ただし、競合も多く参入する際には何らかの差別化を考える必要があります。

テーマ例

  • 転職
  • 不動産
  • フランチャイズ

社内ポータルサイト(企業内のみ)

企業内でのみ利用する社内ポータルサイトも存在しています。社内での利用に特化したものですので、掲載されている情報は社内手続きに関する情報などが中心です。企業によっては社内活動の実績が掲載されているようなこともあります。

社内ポータルサイトは、外部サイトへのリンクが少ないことが特徴です。収益性を考えることはなく業務の効率化を最優先にしたサイトだと言えます。社内で提供されている散りばめられている情報を、一つにまとめることが目的です。

新入社員の方にとってもメリットが大きいでしょう。各種手続き書類が用意されていたり、業務上のマニュアルが用意されていたりすることもあります。業務を行う上で不明点があっても誰かに聞くことなくすぐにポータルサイト経由で情報を手に入れられます。

ポータルサイトの種類は多種多様

ポータルサイトの種類は多種多様です。どのポータルサイトにも共通していることは、多くの情報を集約している「扉」「門」の役割を果たしているということです。情報が整理されていれば多くのユーザーに利用してもらいやすく収益化を行うことができます。

もし、これからポータルサイトの構築を考えている方はどれを選択するべきなのかを検討する必要があります。構築に掛かる費用の大きさは大型ポータルサイト>社内ポータルサイト>地域特化ポータルサイト=テーマ特化ポータルサイトとなります。収益性の高さについては大型>テーマ特化>地域特化>社内です。

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